ちびたんが泣いた
ちびたんをボロボロ泣かせてしまいました。
お迎えの時にとても機嫌がよかったので、寝る前に保育園の様子を聞いていたときのことです。
ちび『ちびたん、みんなとお友達になりたいんだけど、みんな怒りんぼなんだよ。』
お母『何か怒られたの?』
ちび『ちびたんがでんしゃこわしたって。また最初からつくればいいのにね』
お母『そっか。ちびは一生懸命作ったものをおまめが壊したらどんな気持ち?』
ちび(・・・・・・・・)うぐ。うぐ。。
ちび『ママが、うん、といわないでそんなこと言うから悲しくなっちゃたんだ』とボロボロ涙を流し始めました。
泣いているちびたんの話を聞きながら、ちびの気持ちを考えてみました。
転園してから半年以上経ちますが、毎朝お友達に話しかけるのも少し緊張する様子。
お友達と仲良くなりたいしもっと遊びたいけれど、『うまくお話できない』ちびたん。
今日は男の子たちとプラレールができたのかな。
ちびたんが何か壊しちゃったのかな。
そしてみんなからブーイング。
ちびたん、本当は『あ、壊しちゃったどうしよう』って思ってたのかもな。
ちびたんは、自分の気持ちを言葉にするのまだ苦手だから、きっとうまく『ごめんね』も言えなかったかもな。
お友達と仲良くしたかったのに上手にできなくて悲しかったかもな。
皆の前じゃワンワン泣けないしね。
お母さんとしては、“相手の気持ちを考える” というしまじろうさんの手法を使ったつもりでしたが、
正しいことを伝えるのは必ずしも正解ではないんですね。
少なくとも、今日の場合はこどもの話をもっと聞くべきでした。
世の中、こういうときはこうすべき情報で溢れているので、
つい模範解答を出そうとしてしまいます。
はー、なんて頭でっかち。精度の低い機械かよ。
先生みたいなこといってないで、まずは話を聞いてよ。全力で味方してよ。だよね。