こどもから学ぶこと
子供からみた30歳って、ものすごい大人ですが
そんな大人はこどもから学ぶことがたくさんあります。
例えば、
迷惑をかけること
ちびたんには、フィリピン人のおばあちゃんがいるお友達がいます。
勝手にグランマと呼ばせていただこう。
保育園のお布団を取り換える時間がだいたいグランマと一緒です。
グランマは日本語がわからないので、
保育園の先生が身振り手振りで片言の英語で連絡している場面をよく目にします。
私は英語話せるし、本当はグランマとお話ししたいのですが、
なにせシャイなので全然話かけられない感じです。
さて、
昨日のお布団替えの時、いつものようにグランマがお隣でシーツを取り換えていました。
そこに我が家のおまめちゃん(人見知りしない8カ月)がいきおいよくはいはいして向かっていき、グランマに甘え始めました。
ニコニコしながら。
(ひゃーそんな迷惑かけるわ、やめちょくれーー)と心で思います。
グランマはそんなおまめをとても可愛がってくれました。
『お孫さん何人いるんですか?』とか、自然に会話があふれてきました。
グランマとお話ができてうれしかったな。
嬉しすぎて信号青で渡るの忘れてたわ。
今日は、ちびたんが登園前からせっせと制作をし始めました。
輪ゴムと画用紙の輪っかをつくり、細く切った紙をくっつけていきます。
『ちびたん髪の毛短いから長い髪つくるんだー』
ちびたんは、制作物をしっかり着用し、自信満々で保育園に向かいました。
途中で同じマンションに住んでる男の子を怖がらせながら。
ちびたんが最初に制作を持っていこうとしたときには、
(こ。。こんな長いやつ限度ってもんがあるでしょう。。先生にダメって言われたら面倒だしな。。先生困ったらどうしよう)
などと思ったりしていました。
『ダメだったら持って帰るからね』と言い聞かせて持って行ったのでした。
先生は、『紙のものだったら大丈夫ですよ』と長ーい長ーいラプンツェルの髪の毛をイメージしたウィッグもどきを許してくれました。
今日の作品も得意げに先生に見せていました。
こんなの全然面倒じゃない(自分はされても面倒とは思わない)のに迷惑かけちゃいけないとか、何か言われたら恥ずかしいとか、本当に自分は小者ですな。
たくさん迷惑をかけよう。たくさん恥をかこう。
こどもから学んだことでした。